テクノ・ホルティ園芸専門学校とは?学費などの詳細をご紹介

テクノ・ホルティ園芸専門学校について、募集している七つのコースの特色やかかる学費などをまとめました。花屋で働くには学校に通う方法もありますが、花屋で働きながら学ぶ方法もあります。募集職種と業務内容についてもまとめました。

テクノ・ホルティ園芸専門学校は、園芸に関する知識と技術を学べる2年制の専門学校です。魅力的な七つのコースについて、概要や特徴、入学から卒業までにかかる費用などを調べてみました。

また、専門学校に通わずにお花の技術や情報を学べる方法についても解説をしていきます。

テクノ・ホルティ園芸専門学校

テクノ・ホルティ園芸専門学校は、学校法人伊東学園が運営している専門学校です。

昭和63年に開校した古い歴史があり、現在までに多くの卒業生が園芸分野で活躍中をしています。

現在は埼玉と東京に校舎を持ち、合計七つのコースで園芸を学ぶことが可能です。

それぞれの学校で特徴が異なるため、それぞれに分けてご紹介します。

東京校の特徴

住所〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3-26-1
電話番号03-3292-0954/0120-873567(フリーダイアル)
アクセス方法JR中央線・総武線・地下鉄丸ノ内線御茶ノ水駅下車:徒歩6分地下鉄千代田線・新御茶ノ水下車:徒歩4分地下鉄半蔵門線・都営新宿線 三田線神保町駅下車:徒歩5分地下鉄東西線 竹橋駅下車:徒歩12分

千代田区にある東京校の特徴は、最先端のトレンドを肌で感じながらフラワーデザインやフラワービジネスを実践的に学べることです。

キャンパス内に併設されているフラワーショップは学生の実習場所であり、地域住民が気軽にお花を買いに来る場所でもあります。現場経験の豊富な講師陣のもと充実した講義内容が行われ、学生ひとりひとりが日々専門性を高めることができます。

埼玉校の特徴

住所〒361-0025 埼玉県行田市埼玉4758
電話番号048-559-1187/0120-428739
アクセス方法JR高崎線 北鴻巣市駅下車:スクールバス 車15分東武伊勢崎線 羽生駅下車: スクールバス 車20分

行田市にある埼玉校の敷地内には、実習施設を兼ねた広大な農場や造園実習場があります。

農場に並ぶ多くのビニールハウス内で、学生たちが数多くの季節のお花や野菜などを育てることが可能です。造園実習場では、剪定や根巻き作業などの実地実習が行われます。

講師陣は現場経験が豊富で、コースの専門分野や植物に関する知識や技術はもちろんのこと、ビジネススキルまで幅広く学ぶことができるのが特徴です。

テクノ・ホルティ園芸専門学校で学べるコース

テクノ・ホルティ園芸専門学校で学べるコース

テクノ・ホルティ園芸専門学校には七つのコースがあり、すべてのコースが2年制です。

学生たちはそれぞれに、自分たちの興味があるコースを選択し勉学に励みます。

コースによって、東京校と埼玉校のどちらで学ぶかが異なりますので注意が必要です。

テクノ・ホルティ園芸専門学校で学べる七つのコースについて見ていきましょう。

東京校で学べるコース

テクノ・ホルティ園芸専門学校の東京校で学べるコースは、ブライダルフラワーコースとフラワーデザイナーコースの二つです。

それぞれのコースにはどんな特徴があるのでしょうか。さっそく見ていきましょう。

ブライダルフラワーコース

ブライダルフラワーコースは、ブライダルに特化したフラワーコーディネーターを養成するコースです。ブライダルの場をきれいな花で装う技術を学ぶだけではなく、ブライダルの基本的なマナー、企画から運営までの一連の流れを学ぶことができます。

ウエディングのブーケや装飾は、どれ一つとして同じものはありません。毎回違う演出を行うため、沢山の技術が必要となるでしょう。

ブライダルコースでは、さまざまな場面に瞬時に対応できる技術を、現場で活躍している講師から学ぶことができます。

学びの集大成になる装飾実習の会場は、実際にブライダルが行われている近隣のホテルです。

フラワーデザイナーコース

冠婚葬祭や普段の日常など、その場に適した花材を選んで装飾する知識と技術を学ぶコースです。単なるフラワーデザイナーとして必要とされることだけではなく、販売技術や流通などの一連の流れも学習します。

卒業までに、フラワー装飾技能士などの多くの資格取得を目指せる環境が整っているのも魅力です。

埼玉校で学べるコース

テクノ・ホルティ園芸専門学校の埼玉校で学べるコースは、五つあります。

  • 花き生産コース
  • グリーンコーディネートコース
  • 野菜生産コース
  • フラワーコーディネートコース
  • 造園コース

それぞれのコースを詳しく見ていきましょう。

花き生産コース

高品質なお花の生産から販売に至るまでの過程を学び、実践に生かせる人材作りを担うコースです。

お花の栽培に必要な基礎知識の習得はもちろんのこと、経営面や流通関連、販売などを通じて活きた知識や技術を身に着けます。

キャンパス内の農場で多種多様なお花が栽培されていることからも、常にお花に囲まれた環境で充実した学びを得ることができるでしょう。

グリーンコーディネートコース

緑を通して、癒しの空間を創造するグリーンコーディネーターを養成するコースです。

卒業生の多くが、ガーデンセンターやグリーンディスプレイに関連した企業へ就職しています。700種類以上の見本植物がある農園がキャンパス内にあることは、グリーンコーディネートを学ぶ上で最大の強みです。

植物の種類ごとに必要とされる管理技術や装飾方法などを学ぶことができ、卒業までに一通りのスキルを身に着けることができる指導体制が整っています。

野菜生産コース

野菜の生産から流通、販売まで幅広く対応可能な人材を育成するコースです。

安全で新鮮な野菜を作り、消費者へ届けるために必要とされる知識と技術を学びます。

中でも注目を集めているのは、栄養素を豊富に含んだ最新品種の栽培方法を学ぶ機会があることです。地域イベントへの出店や直売所での販売などを通して、消費者ニーズの把握にも努めます。

フラワーコーディネートコース

植物の基礎知識から、デザインや企画、販売方法まで幅広く学べるコースです。

冠婚葬祭やブライダルはもちろんのこと、普段の何気ない日常にもお花で彩りを添えることができるコーディネーターを目指します。

実習で使用するお花は、キャンパス内にある広大な農場で栽培されたものです。

コーディネートだけではなく、栽培実習を通して植物の管理方法全般を学ぶことができます。

造園コース

ガーデニングや都市緑化など、さまざまな空間を緑で演出できる人材を育成するコースです。

造園に必要な知識や技術の習得はもちろんのこと、造園に欠かせない植物の栽培管理方法などについても学べます。

キャンパス内に造園実習場が完備されており、前庭にある学生が作った造園卒業作品は一見の価値がある見事なものです。

テクノ・ホルティ園芸専門学校の学費 

テクノ・ホルティ園芸専門学校の学費 

       

コース納入額合計(円)
フラワーデザインコース2,860,000
ブライダルフラワーコース2,870,000
花き生産コース2,590,000
野菜生産コース2,590,000
グリーンコーディネートコース2,630,000
フラワーコーディネートコース2,910,000
造園コース2,695,000

出典:募集要項 | テクノ・ホルティ園芸専門学校

テクノ・ホルティ園芸専門学校の学費についてまとめました。

どのコースも2年制で、合計金額はコースによって異なります。どのコースも入学金として100,000円が必要で、入学月までに1年分の授業料などを支払うシステムです。

埼玉校は、国内研修がプログラムに組まれているため、そういった料金も含まれています。

資格取得の検定料は総費用に含まれていないため、別途実費納入が必要です。

テクノ・ホルティ園芸専門学校の受験方法

テクノ・ホルティ園芸専門学校を受験するには以下の方法があります。

  • 一般入試
  • 推薦入試
  • 総合型選抜入試(AO入試)

推薦入試には「指定校推薦」と「公募制推薦」の2種類があり、どちらも出願にあたって細かな条件がありますが、テクノ・ホルティ園芸専門学校が指定した高校に在籍している人は指定校推薦の対象です。

受験を考えている人は、今いちど自分の学校が該当しているかどうかを確認しましょう。

AO入試で出願する場合、オープンキャンパスと学校説明会と授業見学へ参加していることが必須条件です。

オープンキャンパスの日程は、テクノ・ホルティ園芸専門学校の公式サイトにアップされているので、気になる人は早めに確認をしておくと良いでしょう。

資格を取るなら学びながら働くのもおすすめ!

専門学校に通うと、さまざまな知識を得ることができますし、資格を取るチャンスも増えます。しかし、時間やお金に余裕がないと通うことは難しく、結果挫折してしまう人も少なくありません。

資格が欲しくて専門学校に通いたい人は、花屋で働きながら学ぶのがおすすめです。

ここでは、実際に花屋で働きながら資格を取るメリットをご紹介します。

学費がかからない

学校に通うのではなく、自分で主体的に学ぶことになるので学費はかかりません。

お花に関する書籍を自習目的で数十冊購入し、何かしらの講習会に自費で参加したとしても、通学でかかる学費や諸経費には全く及びません。

また、花や植物だけではなく、接客や社会のルールなども同時に学ぶことができるので、間違いなくスキルアップを目指すことができるでしょう。

お金を稼ぎながら勉強ができる

学校ではなく、社会人として勤務をしながら花や植物に触れ合うことができるため、労働に見合った賃金を手にすることができます。

学校に通って学ぶとなると、規定数の講義や実習が義務となるので自由になる時間は限られます。学校が休みの日、もしくは講義後などのわずかな時間しか働けないため、稼げると言えるほどのお金を手にすることは難しいでしょう。

しかし、ある程度の収入を維持した状態で自分の夢を叶えることができるため、しっかりと生活水準をキープしながらレベルアップが可能です。

最先端の技術を学べる

ファッションや音楽の流行りが目まぐるしく変わるように、お花の種類やアレンジメントのデザインも目まぐるしく変化します。

花屋で働いていれば、お客さんと常にやり取りをしているため、必然的に流行に合わせた最先端のデザインや技術を身につけることができるでしょう。

お花の知識や技術は、実際に現場に出て見て触れないと磨かれません。

そういった貴重な場面に普段の仕事で立ち会えて、最先端の技術に触れることは自分の経験につながります。

花屋で働くためにはどうする?

花屋で働くためにはどうする?

花屋で働きたいと思っても、どうやって求人を見つけていいのか迷う人も多いでしょう。

飲食店やコンビニの募集と違い、花屋の求人は常に募集を見かけるわけではありません。

花屋の求人の見つけ方には、ちょっとしたポイントがあるので見ていきましょう。

求人サイトで探す

仕事探しで一般的に使われているのは、インディードやタウンワークといった求人サイトです。スマホから必要事項を入力するだけで、さまざまな求人が見つかります。

一般的な求人サイトでは、募集職種を「花屋」「フラワーショップ」などで検索すると該当する店舗が表示されますが、もともと少なめな求人なので見つからないこともあるでしょう。

そこでおすすめなのが、花屋の募集だけを集めた求人サイトです。一般的な求人サイトは多職種の情報が満載ですが、花屋の求人サイトなら全国各地の花屋の求人情報だけを検索できます。

ハローワークに行く

求人サイト同様に、全国各地の求人情報を取り扱っているのがハローワークです。

ハローワークで出す求人は、雇用保険などの採用条件などがはっきりと明記されているので、安心して応募できます。

求人情報を見るだけであれば、ハローワークまで行かなくても、ハローワークインターネットサービスを利用して自宅から見ることも可能です。

派遣会社に登録する

自分だけで花屋の求人情報にうまくたどり着けないときは、派遣会社に登録するという方法もあります。

登録した派遣会社で花屋の求人を持っていれば紹介してもらえますし、今後花屋からの求人があれば優先的に紹介してもらえる可能性が高いです。

派遣会社によっては花屋の求人だけを扱っていたり、会社によってはお花に関連した研修制度を設けていたりするところもあり、有益な情報が得られます。

直接働きたい場所がある場合は、直接問い合わせる

数ある花屋の中でも、「ここの花屋で働きたい」と思う店舗があるのならば、直接問い合わせるのも良いでしょう。

積極的に求人を出してはいないけれど、働き手を増やしてもいいかと考えている経営者がいるかも知れません。

特に経営者がインターネットに詳しくない場合、ホームページを作って求人を出す、求人サイトを利用するといった募集の仕方に慣れていないことがあります。

聞いてみないと分からないこともあるので、まずは直接問い合わせてみてはいかがでしょうか。

プレミアガーデンでは求人を募集中

プレミアガーデンは、高級胡蝶蘭や高級スタンド花を中心にさまざまな種類の花を取り扱う花屋です。冠婚葬祭の場やコンサート、開店祝いなどのさまざまな場面で用いられるお花を取り扱っています。

プレミアガーデンでは、現在複数の職種で一緒に働いてくれる人を募集しています。

求人職種仕事内容採用枠
フラワーデザイナーアレンジメントなど正社員・アルバイト
電話受付お客様対応電話案内など正社員
配送ドライバー配送業務正社員・契約社員・アルバイト
WEBマーケティングWEBマーケティング正社員

さっそく、それぞれの求人職種について詳しく見ていきましょう。

 

未経験者のためのプログラムで教育

プレミアガーデンでは、新たに自社独自のプログラムを作成し、プログラムに基づいた社員教育を行っています。

採用は経験者だけではなく、むしろ未経験者の応募に積極的に対応しているのが特徴です。

お花のことに全く詳しくなかったとしても、専属の先輩がフォローしてくれることから安心して勤務できます。

転職も大歓迎!

プレミアガーデンは、同業他社や異分野からの転職を積極的に受け入れています。

ほとんどのスタッフが中途採用で、10年前後の経験者が多数在籍しています。さらに、就職後の定着率が良いです。仕事と家庭の両立を図っているスタッフが多いため、働きやすい職場を提供しています。

まとめ

テクノ・ホルティ園芸専門学校は、東京と埼玉にキャンパスを持つ園芸に特化した専門学校です。学生たちは、花と緑に関す七つのコースから自分が学びたい分野を選び、2年間かけて講義や実習に勤しみます。テクノ・ホルティ園芸専門学校で学べる七つのコースの概要と、2年間でかかる学費などの総費用をまとめました。

花や緑に関することを学ぶには、学校に通う方法のほかに、花屋で働きながら学ぶという方法もあります。

プレミアガーデンでは、現在、お花に関わるいくつかの職種で一緒に働くスタッフを募集しています。

働きながらお花についてしることができるので、生活面や働くブランクを抱えずに資格まで取ることもできるでしょう。未経験でも大歓迎なので、ぜひプレミアガーデンで働きましょう。

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