花屋は男性でも働くことができる?業務内容や年収をご紹介
花屋というと女性が働いているイメージが強いかもしれません。
しかし実は花屋は体力を使う仕事も多く、男性を歓迎しているお店もとても多いです。
この記事は花屋で働きたい男性に向けて、採用されやすくなるコツや平均収入、役立つ資格についてご紹介します。
「未経験だけど花屋の仕事に興味がある」
「男性でも花屋で働けるのか不安」
「現在花屋で働いているけど他の花屋に転職したい」
などとお悩みの方は、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。
男性でも花屋で働ける?
美しい花に囲まれて仕事ができる花屋や女性にも人気の高い仕事。しかし、花や植物が好きなのは男性も女性も同じですよね。
上記でも述べましたが、もちろん男性でも花屋で働くことが可能です。
求人ボックスで「花屋 男性」と検索してみたところ、なんと400件以上がヒットしました。男性が活躍している職場も多いので、興味があるのならば自信を持って応募してみましょう。
花屋の平均収入は?
正社員の場合、フラワーデザイナーの年収は325万円程度といわれています。
つまり月給が27万円程度です。
新人だと月給は15万円程度からスタートすることが多く、レベルアップに応じて収入も高くなる傾向にあります。
また、責任ある立場に付いているか、手当が付くかどうかでも収入に差があるといえるでしょう。
花を扱う職業柄、流行や経済状況に影響されやすいために、安定した職業と比べると収入の設定は低めかもしれません。
花屋の仕事に向いている男性の特徴
「花屋で働いてみたいけど、自分に合っているのだろうか?」とお悩みの方に向けて、ここからは花屋の仕事に向いている男性の特徴について見ていきたいと思います。
- 花が好き
- 色彩感覚に優れている
- 力仕事が得意
- 夜勤に対応できる
それでは一つずつご説明します。
花が好き
まずは「花が好き」という点です。
フラワーデザイナーにとっての適正の最大のものは「お花が好き」ということ。
花屋で働きたい方は、元々花が好きな方が多いと思います。
好きな仕事ならば、よりクオリティの高いものを生み出せますよね。植物のお世話やフラワーギフトの制作、体力的に厳しい仕事をしなければならないときも、花が好きならばやりがいを持って仕事を続けることができるでしょう。
色彩感覚に優れている
素敵なフラワーギフトを作るには、色彩感覚やセンスの良さも大切です。
フラワーデザイナーとしての仕事をするには、場所や目的に合わせて色彩や配色の効果を考えながら花を組み合わせなければなりません。
花屋によっては会場の装花を行うこともありますし、バレンタインデーや母の日などのイベント用のフラワーギフト、オーダーを受けて制作する花束など、さまざまな用途に合わせたものを制作する必要があります。
さまざまな色の花の中から、自分のセンスを活かしたお花選びができるセンスがある人に向いている仕事といえるでしょう。
力仕事が得意
見た目は華やかな仕事にも感じますが、花屋には力仕事がたくさんあります。
早朝から仕入れに行って花を積み下ろしたり、水が入った花瓶や什器を運んだり、大きな観葉植物を運んだり……このような業務が日常的に発生します。
女性の場合は、どうしても体力面がきつくて辞めてしまうという方も多いようです。
力仕事が苦にならない、力仕事に自信があるという男性は、花屋でも重宝される人材となるでしょう。
夜勤に対応できる
夜勤ができないからといって、花屋に向いていないという訳ではないので安心してください。しかし、お店にもよりますが花屋には夜勤が発生することもあります。
会場装花を行う場合は会場がオープンする前日や夜間に作業をしたり、販売するフラワーギフトの制作を夜間まで行うこともあるでしょう。
また、花の仕入れ市場は朝の4時からオープンするので、仕入れのためにはほぼ深夜に家を出るという場合もあります。
夜勤に関わらず、時間の融通がききやすいという方は採用されやすいでしょう。
花屋の主な仕事内容
花屋の仕事というと、接客や花束の制作、花や観葉植物のお世話などが思い浮かびますよね。
花屋の主な業務内容には以下のようなものがあります。
- 花屋接客
- 花屋花や観葉植物の管理
- 花屋フラワーデザイン
- 花屋電話対応などの事務仕事
- 花屋ネットショップ運営
それでは、一つずつ詳しく見ていきましょう。
接客
花屋の主な仕事の一つは、接客です。
花屋の接客では、花屋に来られるお客さまが何を求めているのかを迅速に判断し、提案する必要があります。
おすすめの花や飾り方などをお伝えしたり、花のお世話のために必要な道具を紹介する必要もあるでしょう。この仕事をスムーズに行うには、お客さまへの気配りや心配りが必要なのに加えて、知識やスキルを磨く必要もあります。
その他にも、レジ打ち業務や、フラワーギフトのオーダー予約の電話対応といった仕事もあります。
コミュニケーションスキルや向上心があり、愛想よく接客ができる人は、花屋の仕事にとても向いているでしょう。
花や観葉植物の管理
花屋の主な仕事内容の二つめは、花や植物の管理です。これもとても大切な業務になります。
どの花屋でも、毎日、販売する花や植物をきれいに保つための管理をルーティーンとして行います。水揚げ作業、バケツの水の交換、鉢植えの植物に病気や害虫が発生していないかの確認や傷んだ植物の対処などです。
それらの仕事に付随して、掃除やゴミの処理作業も行わなければなりません。
フラワーデザイン
花屋の主な仕事の三つめはフラワーデザインです。花屋で働きたいと考えている方は、フラワーデザイナーになりたいと思っている方も多いのではないでしょうか。
フラワーデザインの仕事には次のようなものがあります。
- 花屋の店頭販売用のフラワーギフトの制作
- お客さまの注文に合わせたフラワーギフトの制作
- 結婚式などのイベントのための装花
切花を扱う仕事が多いように見えますが、展示販売用のための寄せ植えを制作する業務もあります。
花屋の仕事の中で専門知識や経験が活かせる仕事です。コツコツと努力できる向上心のある人は、きっとこの業務にやりがいを感じられるはずですよ。
電話対応などの事務仕事
花屋の主な仕事の四つめは、電話応対などの事務仕事です。これも花屋での重要な業務といえます。
商品を仕入れたり、注文を受けたり、お問い合わせの電話やメールに対応したりする仕事です。
その他にも、売上管理や顧客の管理、入荷した花を記録することもあります。こうした業務をてきぱきと的確に処理していける人材はどの花屋でも重宝されるでしょう。
大手の花屋では業務ごとに担当者が分かれていることもあり、このような事務仕事が得意な方を募集しているケースも多くあります。
電話対応や事務仕事が得意だけど、体力がなくて店舗に立つのは自信がない……なんて方は、このような事務担当者として花屋で働くことも可能です。
ネットショップ運営
最後に、ネットショップ運営について見ていきましょう。
現在では、多くの店舗がインターネット通販事業に参入しており、実店舗を持たずに、インターネット販売だけにフォーカスしている花屋も多くなりました。
そのため、ウェブ関連業務を専門とする人材が必要とされることも多いです。
ネットショップ運営に強いという方は、この機会に花屋への転職を考えてみるのはいかがでしょうか。
男性が花屋で働くために持っておきたい資格・検定は?
上記でも述べた通り、花屋では学歴や資格は特に求められない傾向にあります。
花が好きで挑戦してみたいという気持ちがあるのならば、資格がないからといって躊躇することはありません。
しかし、花屋で働くうえで有利になる資格もいくつかあるのでご紹介します。
- 自動車運転免許
- フラワー装飾技能士
- フラワーデザイナーの資格
- 色彩検定、カラーコーディネーター
- 英語系の検定
- ネットショップ実務士(検定)
- 通販エキスパート検定
男性のニーズは高いですが、スキルがあればさらに有利になります。
自動車運転免許
花屋で働くために持っておきたい資格の一つめは、自動車運転免許です。
学歴や資格は特に求められない傾向にあるとお伝えしましたが、自動車運転免許に関しては持っていた方が有利にはたらくことが多いです。
花屋の業務の中には仕入れや配達があります。そのため、花屋の求人欄では「自動車運転免許 必須」と明記されているほど、重要視されている資格です。
花屋として働きたい方は、ぜひ取得することをおすすめします。
花が大好きで、花屋で仕事がしたいけどフラワーアレンジはできないと不安に思っている人は、仕入れや配達専門スタッフという職種を探してみるのもおすすめですよ。
フラワー装飾技能士
フラワー装飾技能士は、厚生労働省と都道府県知事が管轄している国家資格で、アレンジメント、花束、ブーケなど、さまざまなフラワーアレンジをするのに役立つ資格です。
国家資格ということもあり、自分のスキルをしっかりと証明できます。
試験の内容には学科試験と実技試験があり、学科試験の対策として専門学校や通信講座で学ぶことが可能です。
この資格を取得していれば、花屋以外でも、インストラクターとして活躍の場が広がるでしょう。
フラワーデザイナーの資格
花屋で働くために持っておきたい資格の3つ目は、フラワーデザイナーの資格です。
一番有名なのが、民間団体である公益財団法人日本フラワーデザイナー協会(NFD)が実施しているフラワーデザイナー資格検定試験です。
この資格には3級、2級、1級と3つのレベルがあり、試験内容には学科試験と実技試験が含まれます。
3級に合格すると日本フラワーデザイナー協会の会員として認定校での講師として働くチャンスも増えるので、おすすめの資格です。
色彩検定、カラーコーディネーター
色彩検定やカラーコーディネーターの資格も、花屋で働くうえで有利にはたらくかもしれません。
これらはファッションの分野やヘアメイクの分野でよく聞かれる資格かもしれませんが、実は花屋で働くのにとても役立ちます。
花屋でフラワーアレンジメントを制作する時に大切なのは、スキルだけでなく花や色合わせのセンスです。制作過程で花の色を見ながら組み合わせていく際や、色のバランスを見たり、色を組み合わせる際に、この資格が役立つといえるでしょう。
英語系の検定
次に、英語系の検定を取っておくのもおすすめです。フラワーデザイナーとしての仕事には、コミュニケーションスキルとヒアリングスキルが問われる場面がたくさんあります。
花屋には外国人が来店することもあるため、外国語が話せると接客で役立つでしょう。
その他にも、店舗によっては海外から花を輸入することもあるため、英語や中国語などの外国語の検定資格を持っていると役立ちます。
わざわざ検定を受けなくても、花屋で使われるフレーズだけ、または日常英会話だけを覚えるのもおすすめですよ。
ネットショップ実務士(検定)
花屋はネットショップと店舗を同時に運営していたり、ネットショップに特化した花屋を運営している企業も多いです。そのため、ウェブ関連業務を専門とする人材が必要とされることも多いと上記でもご紹介しました。
そんな時に役立つのがネットショップ実務士です。
これは「ネットショップ検定」ともいわれ、ネットショップの運営や経営に関わるスキルを証明する資格です。
独立してネット事業に参入したいと思った時にも役立つでしょう。
花屋通販エキスパート検定
通販エキスパート検定とは、一般財団法人の通販エキスパート協会が実施している、通販に関わる諸々のスキルレベルを身につけることを目的とした検定です。
3つのランクがあり、それぞれ基礎的なスキル、実践的なスキルに分かれています。
その他、通販の経営者側に必要なスキル、戦略に携わる側に求められるスキル、そして現場の人に必要なスキルも証明できますよ。
ネットショップ実務士と同様に、花屋のネット事業において役立つスキルといえるでしょう。
男性が花屋で働くときの疑問
ここまでは、花屋の仕事内容や働くうえで活かせる資格や検定についてご紹介しました。
次に、花屋で働きたい男性が持ちやすい疑問にお答えしていきたいと思います。
女性スタッフ募集でも応募していい?
求人検索をしている際に、「女性スタッフ募集」という求人を見つけることもあるかもしれません。 気になる花屋だった場合、そのような募集内容だと男性でも応募しても良いのか悩みますよね。
しかし、現在ではそもそも「男性のみ」「女性のみ」「〜歳以下」など、性別や年齢を制限して募集することは「男女雇用機会機会均等法」で禁止されています。
この法案では、労働者の募集及び採用に係る性別を理由とする差別を禁止し、男女均等な採用選考ルールが設けられています。
そのため、例外を除いて性別を限定した募集をすることはできないのです。魅力を感じる花屋を見つけた場合は、思いきって挑戦してみてくださいね。
どんな服装が好ましい?
採用が決まったら、今度は服装選びに悩みますよね。男性が花屋で働くときの服装に決まりはありません。
しかし、指定のエプロンやシャツなど、制服が用意されている場合もあるでしょう。
花屋にはいろんなスタイルの店舗があるため、店舗の決まりや環境に合わせた服装をすることが好ましいとされています。
次の項目を参考にしてみてくださいね。
- こまめに服を脱ぎ着できる服
- 撥水加工が施された服や靴
- 動きやすい服
- 汚れが目立たない服
花屋に入ると分かりますが、店舗の中は花に合わせて温度を低く設定しています。
夏は快適ですが、冬は凍えるように寒い中、水を使う作業を行わなければなりません。
花屋で働くには、そうした労働環境を考慮に入れて服装を選ぶと良いでしょう。
花屋で働きたい男性はプレミアガーデンへ
最後に、プレミアガーデンの求人情報をご紹介します。
プレミアガーデンは、「フラワーギフトを通して『人と人の関係』『大切な時』を演出する会社」をコンセプトにしています。
男性も大歓迎ですので、花屋で働いてみたいとお考えの方は、ぜひご応募くださいね。
花に関するお仕事は一通りあり、未経験者のためのプログラムも新設いたしました。
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対象となる方
- 23歳〜45歳迄の男女 (長期勤続によるキャリア形成を図るため)
- 社会人としての常識的マナーのある方
- 向上心がある方
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※全社員が気持ち良く働ける清潔感のある環境を目指しているため、礼儀正しい方に限らせて頂きます。
【!重要!】書類ご応募の際は、ご応募書類に必ず電話でのご連絡先を記載して頂くようお願いいたします。
応募について
ご希望の職種をお書き添えの上、写真付きの履歴書と職務経歴書を東京本店へ郵送していただければ、書類を確認次第ご連絡させていただきます。
〒142-0051東京都品川区平塚1-17-6株式会社PREMIER GARDEN電話番号 03-5749-4151※原則として書類の返却はいたしません。また、不採用の場合は当社管理の上、処分させて頂きます。 |
まとめ
今回は、花屋で働きたい男性に向けて、仕事内容や向いている人の特徴などをご紹介しました。そもそも男性でも花屋で働けるの?と不安に感じる方もいるようですが、花屋はむしろ男性が歓迎される仕事でもあります。
プレミアガーデンでは、現在フラワーデザイナー、電話受付、配送ドライバー、WEBマーケティングの求人を募集しております。
勤務地は東京・福岡・名古屋・大阪から選べるので、花屋で働きたいとお悩みの方はぜひご応募ください。