大阪でフラワーコーディネーターに転職するなら?仕事内容や勤務条件を解説

大好きなお花に囲まれて仕事をしたい。花が好き、詳しいという方は花屋の就職は憧れではないでしょうか。

今回は、フラワーコーディネーターの転職を考えている方に向けて、大阪でフラワーコーディネーターとして転職するための必要な情報を紹介します。

フラワーコーディネーターの大阪での求人傾向

・indeed

indeedで募集しているフラワーコーディネーターは752件と、非常に多くの求人がありました(R5.3月20日調べ)。正社員募集とアルバイト・パートの募集はほぼ半々といったところ。また普通免許を取得している人を募集している企業が多くみられました。配達するため必須の資格ですね。

・ハローワーク

ハローワークでの募集は2件しかありませんでした(R5.3月20日調べ)。最近はハローワーク経由ではなくインターネットの求人サイトで求人を出す企業が多くなったので、このような結果になったのかもしれません。

全体的に見てみると、正社員の求人が多くて驚きました。他の地方ではアルバイト・パートがほとんどなので、やはり都市圏は花屋が多く、レベルの高いフラワーコーディネーターを求めているということなのでしょう。

フラワーコーディネーターってどんな仕事?

フラワーコーディネーターって実際にどういった仕事か、分かりますか?

フラワーデザイナーとはどう違うの?と思われる方も多いかもしれません。

ここでは、フラワーコーディネーターの仕事について紹介していきます。

フラワーコーディネーターの仕事内容

フラワーコーディネーターは、冠婚葬祭の会場やイベント会場の空間を生花でアレジメントする仕事です。たとえば披露宴ではたくさんの花が用いられていますね。テーブルフラワーはもちろん、花嫁の髪飾り、ブーケ作りもフラワーコーディネーターの仕事です。

花は生ものですので、鮮度を保つための方法、一番きれいに咲いている時期を見分けるなど、センスと知識が求められる仕事です。未経験でフラワーコーディネーターになることは非常に難しく、始めはフラワーショップに就職して仕事を覚え、それからブーケ作りなどの仕事から、将来的にフラワーコーディネーターになるのが一般的です。

フラワーデザイナーとの違い

フラワーコーディネーターとよく似た職種に、フラワーデザイナーがあります。混同されがちですが、両者には明確な違いがあります。

簡単に説明すると、フラワーデザイナーは花束、アレンジメントを中心に行い、依頼主の要望に合わせて演出をする仕事です。テレビの背景や雑誌の写真として使われる花を作るのも、フラワーデザイナーの仕事です。

一方でフラワーコーディネーターは主に会場に赴いてその場を華やかにすることが仕事です。会場は結婚式場、お店の開店記念、講演会など多岐に渡り、自分の技術とスキルを発揮する場です。

まとめると、フラワーデザイナーはブーケなどのモノづくり、フラワーコーディネーターは空間全体を彩る仕事といえます。

フラワーコーディネーターの仕事のやりがい

どんな仕事もやりがいがあってこそ、続けられますよね。大阪でフラワーコーディネーターをやりたい! と考えている方のため、フラワーコーディネーターのやりがいについて紹介して来ます。

自分が作った作品を評価される

上記でも紹介しましたが、フラワーコーディネーターは会場全体を華やかに彩る仕事です。会場で「うわぁ、きれいな花」と言われたら、それだけで嬉しくなってしまいますよね。

中には「この花をデザインしたのは誰ですか?」と訊ねられる招待客もいらっしゃいますので、新たな顧客開拓につながる可能性もあります。

大切な想いを花で表現できる

この世界で、人間だけが花を贈ることができます。それは多くの場合、気持ちを伝えるためのもの。「愛しています」から「結婚おめでとう」、「いつもありがとう」といった、大切な感情。たとえ会場が葬儀場だとしても、最期のお別れに花を手向けるのは「悲しい」「今までありがとう」「空から見ていてね」という想いが込められています。

そういった大切な場を、自分の手で飾ることができるのはフラワーコーディネーターの醍醐味ともいえるでしょう。

自分の技術を活かすことができる

フラワーコーディネーターの仕事をしたくとも、始めはショップで掃除や水揚げなどの地味な作業ばかり。意外と体力仕事で、ギャップに辞めていく人も少なくありません。

しかしそこで諦めない人は、先輩の作るブーケやフラワーバスケットを作る様子を見ながら勉強します。努力を怠らない人は、いずれ大きな場面で仕事が来るでしょう。今まで培ってきた経験、知識を最大限に活かし、自分と依頼主の希望をすり合わせ、完成した作品はたくさんの方々を笑顔にすることでしょう。「もっと上手くなりたい」とさらに奮起するきっかけにもなりそうですね。

大阪のフラワーコーディネーターの求人内容

東京に次ぐ大都市圏の大阪では、フラワーショップの求人が非常にたくさんあります。しかしフラワーコーディネーターとなると、経験がないとなかなか難しいのが現状と言えます。

大阪で募集されているフラワーコーディネーターの求人内容をご紹介します。

年収・給与

やはり年収・給与は気になるところですね。正社員のフラワーコーディネーターの月給は15~25万円程。大阪の20代正社員の平均月給は31万円と言われていますので、平均と比べると低めです。

次に年収ですが、これも20代で計算すると、中央値は350万といったところ。ただしこれは一般的な中央値ですので、フラワーコーディネーターという技術職の場合はもう少しアップすると考えていいでしょう。

勤務時間

ほとんどのショップでは8時間労働ですが、イベント、結婚式などまたそれらが重なると徹夜仕事になることも珍しくありません。特に卒入学シーズン、母の日前後は、残業が多くなってしまうということもあります。

また仕入れ担当になった場合、花市場に行くことになりますから、朝5時頃から働くということもあります。

休日休暇

フラワーコーディネーターの特徴として、土日といった週末や祝日などに集中するイベントでの業務があります。

そのため、基本的に休日は平日になることが多いでしょう。また、お店によって休業日が決められている場合は、その日が休日になります。

福利厚生

こちらもショップによって大きく違いがありますが、交通費支給、有給休暇、社会保険完備などの福利厚生が基本的です。

全国展開の大手フラワーショップになると、福利厚生の充実しているところもありますが、やはり皆、そういった良い環境で就職したいので激戦になることは予想されます。「大阪でフラワーコーディネーターとして活躍したい!」と考えているのであれば、ハローワークや求人サイトを常にチェックして、気になるショップには即応募できるよう、準備しておきましょう。

大阪でフラワーコーディネーターの求人をお探しならプレミアガーデンへ

大都市圏である大阪では、数多くのフラワーショップが存在しています。自分の希望をすべて盛り込んだ求人を探すのは至難の業ですが、地方に比べると選択の幅が充分あります。

ここでは、弊社「プレミアガーデン」について紹介していきます。

プレミアガーデンでは、インターネットを通してフラワーギフトをお届けしています。例えば結婚のお祝いや、引っ越し祝い、誰かのお誕生日に「花」という贈り物。もらった人の笑顔が浮かびますね。

またプレミアガーデンでは「働き甲斐」「やりがい」を大切に、働きやすい環境で仕事をしています。たとえ未経験でも、その人の成長速度に合わせてスキルアップをサポートする体制が整っており、初心者でも安心して働くことができます。

たくさんのスタッフがいるので、「この人のコーディネート、きれい」「あの人は色の使い方が天才!」と、仕事を盗み見て勉強することもできますよ。

大阪のフラワーコーディネーターへの転職で求められるスキル

「フラワーコーディネーターって何か資格とかスキルとかいるの?」とお考えの方もいることでしょう。プレミアガーデンでは無資格未経験でもやる気があれば一通りお仕事ができるようになります。しかし、スキルや資格は持っていて損なことはありません。

ここからは大阪でフラワーコーディネーターとして働きたい人に向けた、あると便利なスキルを紹介します。

コミュニケーション能力

「花屋の仕事は黙々と花を相手に仕事をする人」と思っている方が多いのですが、実は大きな間違いです。

フラワーコーディネーターは会場をコーディネートする仕事ですので、話し合いをして依頼主の希望に沿うデザインをする必要があります。

「○○円くらいの花を」と言われたら、「どういったお色が好きですか?」「ゴージャスな感じが良いですか?それともかわいいイメージですか?」と、お客様とお話をして、希望に合った花束を作ります。

円滑にやり取りを行えるコミュニケーション能力があれば、意見もしっかりと聞くことができ、アレンジに希望を落とし込めます。

花の知識

花はそれぞれ特性があり、世話の仕方も違います。未経験でフラワーコーディネーターの仕事をしたいという希望がある場合、まずはこの辺りの業務からスタートすることになるでしょう。

花は本当にたくさんの種類があり、日々品種改良などで新しい花が生まれています。花を卸したらまず水揚げ作業をして、茎を斜めにカットし吸水率を良くし、場合によってはもう2,3日したら枯れてしまう花を選んで捨てる必要もあります。

知識は実地で身につけることもできますが、ある程度の知識があると面接での印象もよくなるでしょう。

体力に自信がある人

フラワーコーディネーターに関わらず、フラワーショップの仕事は体力仕事です。お店では一日中立ちっぱなしで花の世話をしたり掃除をしたり。水の入った重いバケツを持って歩くこともあります。

またフラワーコーディネーターは準備のため動き回るし、重たい花瓶や装花を抱えて階段の上り下りをすることも珍しくありません。体力に自信のある方は、フラワーコーディネーターとして長く活躍することができます。

フラワーコーディネーターへの転職に資格は必要?

結論から書きますが、フラワーコーディネーターになるのに資格は必要ありません。ですが、持っていると有利になる資格もあります。フラワーコーディネートも流行があり、「いまどのようなテイストの飾花が人気なのか」など、常に勉強する必要があります。

未経験でフラワーコーディネーターに転職したいという人は、ぜひ以下の資格取得を目指してみてください。

普通自動車運転免許

フラワーコーディネーターの仕事は、市場から花を購入し、店舗へ運ぶ際や、ショップから花を会場へ運ぶなど、車が必要になる場面が多いです。個人宅はもちろん、会社に出向いて観葉植物を入れ替えたりすることもあります。以前はAT限定不可のところが多かったですが、最近ではAT限定でも歓迎されます。ぜひ運転免許は取得しておきましょう。

フラワーデコレーターライセンス

フラワーデコレーションの基本となるデザイン、カラーコーディネート、場に合った花の選び方を身につけ、想像力やセンスを求められる資格です。

フラワーデコレーターライセンスには3級~1級の3つのクラスがあり、2級ライセンスを取得すると3級ライセンス取得へのレッスンの指導をすることができます。

試験は理論・実技があり、2、3級は2,6,10月、1級は春に1回試験があります。最近はオンラインでの講座もありますので、家で資格取得の勉強ができます。

フラワーデザイナー資格検定試験

フラワーデザイナー資格試験は、フラワーアレンジメントの普及と技術の向上、花への知識力アップを目的とした資格です。

フラワーアレンジの基礎、花材の見分け方や用具を始めとした基礎問題、またアレンジテクニックや、実際にブーケやコサージュを作成して提出し、合格したら晴れてフラワーアレンジメントデザイナー資格が取得できます。

試験はほぼ2ヵ月に一度行われているので、勉強が終わった頃試験に臨むことができますね。

またプリザーブドフラワー資格は、生花との違いや色の組み合わせ、バランスなどを見られる資格です。最近はすぐに枯れてしまう生花よりもプリザーブドフラワーの方が人気が高いので、持っていても損にならない資格です。

販売士

フラワーコーディネーターは人と人との会話によって成り立っていく仕事です。

販売士は、接客の基礎知識、店舗や売り場の管理、店舗経営といった将来的に独立して自分のショップを持ちたい方にはぜひ必要な資格と言えます。

もちろん、フラワーコーディネーターとしても便利な資格。ぜひチャレンジしてみてください。

フラワー装飾技能士

フラワー装飾技能士は生花を用いた花輪、ブライダルブーケ、冠婚葬祭時の装飾に対する学科・実技試験に合格すると取得できる国家資格です。

花の装飾の知識を問う学科、実技試験に合格した者がフラワー装飾技能士を名乗れます。

こちらも1~3級まであり、1級を受験する場合は最低でも2年以上の実務経験が必要になります。(2級合格の場合)

1級になると独学では難しく、専門学校や公認校で学習しないと合格は難しいと言われます。

色彩検定

花に限らず、WEBデザイナーやインテリアデザイナーも取得しているのが色彩検定です。コーディネートはある程度独学で学ぶことができますが、やはり通信講座などで勉強した方が、新しい視点が開け、自分のスキルアップにもつながります。色彩に関する資格としてはもっとも歴史が古く、合格すればフラワーコーディネーターとしての仕事の幅が広がること間違いなしです。

大阪のフラワーコーディネーターへの転職でよくある質問

ここでは、大阪でフラワーコーディネーターへの転職を考えている方のよくある質問にお答えします。

未経験からでも転職できる?

フラワーコーディネーターへの転職は、未経験でも可能な場合があります。

募集要項に「未経験OK」と記載されている求人は、どんどんチェックしましょう。求人を探す際には、詳細の絞り込み時に未経験を選択すると探しやすいです。

プレミアガーデンでも、未経験の方でも一通り仕事ができるようになるためのプログラムを用意しておりますので、未経験の方もお気軽にご連絡ください。

なお、先述した資格・免許は未経験で応募する際のアピールポイントになる可能性もあります。

ただし、上記でもお伝えしましたが花屋の業務は見た目ほど楽な仕事ではありません。そのため「40歳以下」の募集が大半を占めています。40歳以上で転職は、かなり狭き門と覚悟しておきましょう。

仕事が忙しいのはいつ?

ずばり答えますが、基本的土日祝日と、3~4月、6月は繁忙期です。

3~4月は、卒業、入学、異動などの時期でもあるので、学校などの会場を飾ったり、ホテルなどで行われるイベントで忙しくなりがちです。

6月はジューンブライドと呼ばれ、結婚式が多いため、フラワーコーディネーターの繁忙期となります。

仕事で大変なことやきついことは?

何の仕事でもキツイ事はありますよね。

フラワーショップで大変なこと、きついことは、やはり体力勝負であること、お水を扱うので手が荒れてしまうこともあること、土日祝日にお休みをなかなか取れないことなどが挙げられます。

将来性はある?

大手のフラワーショップに在籍しているならば、年数を重ねると昇給などが見込めるかもしれません。が、全国的に見てもフラワーショップはお給料が安めなので、将来性を考えるのであれば、大手のフラワーショップなどで修業をすることをおすすめします。

「将来は自分のお店を!」という人も、やはり大手に在籍していたということで信頼感が得られるというメリットがあります。

キャリアアップはできる?

もしも無資格でフラワーショップに入社したとしたら、頑張って資格の勉強をしましょう。上司から認められたら小さなブーケから大きな花束、最終的には会場を花で飾るというフラワーアレンジメントの仕事ができる可能性があります。努力している姿は、誰かに見られています。努力すればキャリアアップもできる仕事ですので、諦めずにチャレンジしてみてくださいね。

まとめ

大阪でフラワーコーディネーターとして転職をしたい方に向けて、仕事内容や福利厚生、必要な資格などを紹介しました。

大阪でフラワーコーディネーターの仕事を探している転職者の方は、ぜひ一度プレミアガーデンにご連絡ください。

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