花の講師になるには?方法や持っていると有利な資格を詳しく解説

花は人に喜びと安らぎを与えてくれる存在です。素敵な花に関する知識を深め、講師として活躍したいと考える方は多いのではないでしょうか。

しかし、花の講師といってもさまざまな種類があり、扱う技術や知識、特徴などは異なるため、自身の希望に合った職種を選ぶことが大切です。

今回は、花に関する講師の主な種類をはじめ、講師として働く際に有利な資格や資格を保有していることで有利になりやすいことなどを解説します。

花に関する講師の種類

花に関する講師といっても、種類はさまざまです。どのような花に関わりたいのか、どのような人に教えたいのかによって、最適な資格は異なります。花に関する講師の主な種類は

以下の4種類が挙げられます。

  • フラワーアレンジメント講師
  • 園芸講師
  • 生け花の講師
  • プリザーブドフラワー講師

それぞれの講師の特徴を見ていきましょう。

フラワーアレンジメント講師

フラワーアレンジメント講師は、専門学校やカルチャーセンターで花を使用したアレンジメント技術を教える講師のことです。具体的には、花の種類や取り扱い方、アレンジする際の基本的なテクニック、季節の花や花材の特徴などを指導します。

花を組み合わせてバランスの取れた素敵な作品に仕上げるためには、花の専門知識に加えて高いデザインセンスが必要不可欠です。

また、生徒に教えるためには教え方や授業進行のノウハウ、生徒の理解度に合わせた丁寧な説明力が求められます。

園芸講師

園芸講師とは、植物の栽培や育て方に関する専門的な知識や技術を生徒に教える役割を担う人のことです。花や観葉植物だけでなく、野菜や果物、ガーデニングのデザインなど、さまざまな分野の園芸について指導を行います。

植物の生態や環境条件、病虫害対策などの知識に加え、生徒にわかりやすく指導するためのコミュニケーション能力が求められます。

生け花の講師

生け花の講師とは、花や他の素材を組み合わせて器に挿して飾る技術を教える講師のことです。生け花は華道とも呼ばれることも多く、生け花の基本から応用までの技術をはじめ、生け花の文化や流派、生け花の精神や美しさも教えます。

生け花はフラワーデザインと似てると思う方が多いかもしれませんが、生け花は正面から鑑賞することを前提に幹や枝、葉などもすべて鑑賞の対象になるのが特徴です。

生け花の講師になるためには、好みの流派を選んで師匠のもとで長年学ぶことでようやく講師として活躍できるようになります。生け花の講師になるためには、他の講師よりも長い年月が必要になるため、注意が必要です。

プリザーブドフラワー講師

プリザーブドフラワー講師とは、特殊な加工によって長期間形態を保つプリザーブドフラワーを使用したアレンジメントの技術を教える講師のことです。

具体的には、プリザーブドフラワーの取り扱い方法やアレンジメントのデザイン方法、材料の選び方や組み合わせ方の指導などを行います。

講師として活躍するためには、プリザーブドフラワーに関する豊富な知識と高い技術力、わかりやすく教えられる能力が求められます。

花の講師の有資格者と無資格者の違い

花の講師として働く際、資格が必須ということはありませんが、資格を保有していれば以下のような点で有利になる可能性があります。

  • 十分な知識と技術を証明できる
  • 生徒からの信頼が得られる
  • 開業・開講しやすくなる

以下で各項目を詳しく見ていきましょう。

十分な知識と技術を証明できる

花の講師として生徒を教えるためには、単純に花に関する知識や技術があるだけでは不十分です。有資格者になることで、十分な知識と技術を備えていることの証明ができます。

また、資格取得に向けて身につけた知識や技術を活用すれば、生徒によりわかりやすく教えられるようになります。

知識と実力を兼ね備えていれば講師としての活動がスムーズになるので、花の講師として活躍したい場合は資格を取得しておくと良いでしょう。

生徒からの信頼が得られる

花の講師に資格があれば専門的な知識や技術力が公に認められている証明になり、生徒からの信頼を得やすくなります。生徒との信頼関係が築ければ生徒の成長速度がアップし、効果的な学習を促せます。

また、有資格者は努力の末に資格を取得していることから無資格者よりもプロ意識が芽生えやすいです。資格取得に向けた学習で得た最新の知識や技術も保有しているため、生徒に新しい知識や技術を教えることができるでしょう。

資格を持つ講師は、無資格者と比べて授業料が高くなりがちですが、説得力があるのも有利なポイントの一つです。

開業・開講しやすくなる

花の講師として、教室やセミナーを開業したり開講したりする場合、有資格者なら有利に進みやすくなる可能性があります。資格があれば一定以上の知識や技術を持っている証となり、開業・開講時の審査や評価がスムーズになって許可を得やすくなるためです。

講師として活躍したい場合は資格は役立つので、将来的に開業や開講を考えているなら資格取得をするのがおすすめです。

花の講師になるために有利な資格

花の講師になるためにはどのような資格を取得すれば良いのかと迷う方は多いのではないでしょうか。花に関する資格はさまざまな種類がありますが、特に有利になる可能性が高い資格としては以下の6種類が挙げられます。

  • フラワー装飾技能士
  • 園芸装飾技能士
  • フラワーデザイナー資格(NFD)
  • DFAフローリスト認定資格
  • FADA認定資格
  • フラワーアレンジメントデザイナー資格

ここでは、各資格について具体的に紹介します。

フラワー装飾技能士

フラワー装飾技能士は、フラワーデザインの資格の中で唯一の国家資格です。資格取得には実技試験と学科試験があり、花の装飾技術や維持管理方法などの幅広い知識が必要なため、比較的難易度が高くなっています。

フラワー装飾技能士の検定試験には1級〜3級まであり、それぞれの級で実技試験と学科試験を行います。3級の場合は学歴は関係なく実務経験があれば受験することが可能です。2級の場合は3級に合格していれば実務経験は問われませんが、2級から受験する場合は2年以上の実務経験が求められます。

1級の場合は、3級のみの合格だと4年以上の実務経験、2級に合格していれば2年以上の実務経験、1級から受験する場合は7年以上の実務経験が必要です。

検定試験条件
3級学歴は関係なく実務経験があれば受験可能
2級3級に合格していれば実務経験は問わない2級から受験の場合は2年以上の実務経験
1級3級のみの合格は4年以上の実務経験2級に合格していれば2年以上の実務経験1級から受験の場合は7年以上の実務経験

フラワー装飾技能士はプロ向けの資格のため、1級の資格を取得すれば花業界やデザイン業界で実力をアピールする材料になり、講師としての信頼度が格段に高まるでしょう。

園芸装飾技能士

園芸装飾技能士は国家資格の一つであり、室内の観葉植物の配置や装飾、維持管理に必要な知識と技術を持っていることを証明できる資格です。実務試験と学科試験の両方に合格する必要があり、1級から3級までのレベル分けがあります。

3級を受験する場合は、花関連の専門学校などに在学中でも受験することができ、職歴などは問われません。2級では実務経験が求められますが、学歴により実務経験が不問となる場合があります。

一方、1級の場合は園芸に関わる実務経験が必要であり、学歴によって実務経験年数が異なります。試験で扱う内容も専門性が高く、実務試験では高度な技術力が求められます。

園芸装飾技能士は造園などに関わる資格ですが、取得すれば花や植物の知識をより深められるので花の講師を目指すときに有利になりやすいでしょう。

フラワーデザイナー資格(NFD)

フラワーデザイナー資格(NFD)は、公益社団法人日本フラワーデザイナー協会が認定する資格で、フラワーアレンジメントの技術の基準として広く認知されています。

実用的なフラワーデザインの技術を習得でき、花を使った装飾品や造形物の制作はもちろん、企画やデザインする能力も身につくのが特徴です。

フラワーデザイナー資格(NFD)には1級から3級まであり、実技試験と学科試験があります。1級を取得すると専門学校などの講師として活躍することも可能です。

ただし、受験資格にはNFD指定校の単位や認定が必要なため注意してください。

DFAフローリスト認定資格

DFAフローリスト認定資格は、オランダのDFA(Dutch Flower Arrangement)と呼ばれる国家認定資格フラワーデコレーター協会(FDA)が認定する資格です。学科試験と実技試験で一定の基準を満たした方が教師として認定されます。DFAフローリスト認定資格にはDFA1級とDFA2級があり、講師として活躍するなら1級レベルのスキルや知識が必要です。

DFAフローリスト認定資格の取得に向けた学習では、基礎的な知識や技術を身につけることができ、経験者だけでなく初心者でも安心して着実にスキルを磨くことができます。

FADA認定資格

FADA認定資格は、フラワーアート&デザイン協会(FADA)が認定する資格制度です。

他の資格とは異なり試験などはなく、FADA認定校や認定教室で単位を取り、修了課題をクリアすれば資格が取得できます。初級からプロフェッショナルまで段階的に学べるため、短期間で知識と技術が身につけられます。

FADA認定資格を持っていると、自身の教室をFADAの認定教室として開校することが可能です。

フラワーアレンジメントデザイナー資格

フラワーアレンジメントデザイナー資格は、日本デザインプランナー協会(JDP)が認定する資格です。有資格者は、フラワーアレンジメントに関する幅広い知識と技術を身につけていることを証明できます。

フラワーアレンジメントデザイナー資格は、花材の見分け方や用具の種類などの基本的な知識や技術を多く学ぶため、他の資格と比べると難易度はそれほど高くはありません。

2ヶ月に1回の頻度で資格試験が開催されているので、初心者の方でもチャレンジしやすい資格でしょう。

持っていると便利な資格やライセンス

上述した資格以外にも、持っていると役立つ資格やライセンスが存在します。ここでは、花の講師として保有しておくと良い資格やライセンスを2つ紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

フラワーカラー検定

フラワーカラー検定とは、フラワーデコレーター協会(FDA)が認定するライセンスの一つです。合格すると、フラワーアレンジメントやガーデニングなどのさまざまなシーンで色彩のアドバイスができるフラワーカラーアドバイザーとして活躍することも可能です。

フラワーカラー検定は在宅でも受験できるので、忙しい方や試験会場まで遠くて行けない方でも受けやすいでしょう。

花の講師として活躍する際は、色彩の知識を深めておくとデザインセンスをさらに磨けるため、有益な資格といえます。

色彩検定やカラーコーディネーター

フラワーカラー検定に似ている資格として、色彩検定やカラーコーディネーターが挙げられます。色彩検定は、色に関する幅広い知識や技能を問う検定であり、1級から3級まであります。一方、カラーコーディネーターはデザインにおける色の組み合わせや選定を提案する専門家向けの資格であり、色彩検定よりも難易度が高くなっています。

生徒への指導時に色彩の知識が役立つため、花の講師として活躍するなら両方の資格を取得することを視野に入れてみるのも良いでしょう。

花の講師になるために必要なスキル

上記までは、花の講師として有利になる資格や役立つ資格などを紹介してきましたが、どのようなスキルが必要なのかと疑問に思う方は多いでしょう。花の講師になるために求められるスキルは主に4つです。

  • 花の扱い方や知識
  • 教室運営の知見
  • 生徒へ技術を教えるスキル
  • 一般的な接客スキル

以下で、必要なスキルを詳しく解説します。

花の扱い方や知識

花の講師として活躍するなら、花の種類や特徴、扱い方などに関する幅広い知識が必要不可欠です。例えば、バラは棘があるので取り扱い時には注意し、ユリは存在感があるが匂いが強いなど、花の種類ごとで異なる特徴や扱い方を理解しておく必要があります。

また、花の開花時期や花言葉など、豊富な知見も求められます。花の特徴に合わせた扱い方や豊富な知識があれば生徒に対してわかりやすく伝えることができ、より良い教育につながるでしょう。

教室運営の知見

教室の運営に関する知識を保有していることも大切です。

花の講師として教室を運営したいと考えた場合、教室のスペースを確保することから始まります。生徒数や講義の規模で、自宅の一室や教室を借りるなどを決める必要があるでしょう。また、教室を用意できたとしても生徒の集客や管理ができなければ教室は運営できません。SNSやWebサイトを使用した宣伝やイベントを開催して認知度を高め、生徒を集める努力が求められます。どのようにすれば、上手く教室を運営できるのかなどの知見が必要不可欠です。

生徒へ技術を教えるスキル

花の講師には、生徒へ技術を適切に伝えられるスキルも求められます。具体的には、わかりやすい言葉で説明できる能力や生徒の理解度に合わせて指導できる対応力、花の扱い方などを実際に見せながら教える実技指導力などが必要です。

生徒は全員が同じペースで成長できるわけではありません。そのため、生徒一人ひとりの習熟度を把握し、的確でわかりやすい指導ができることが大切です。

一般的な接客スキル

花の講師として活躍する際は人と関わることが多くあるため、一般的な接客スキルも重要な要素です。例えば、明るく丁寧な言葉遣いや笑顔のある表情、理解しやすい言葉を選び説明するなどのポイントを意識しましょう。講師として生徒に花の知識や技術を教えるだけでなく、生徒が気持ち良く講義を受けられるように工夫することが肝心です。

一般的な接客スキルを身につければ、生徒の満足度やリピート率の向上が期待できるようになるでしょう。

花の講師になる前に花屋で働くのもおすすめ

花の講師になるためには、十分な知識と技術を身につけていることが重要です。そのため、花の講師を目指す前に実際の花屋で働きながら経験を積むのがおすすめです。

花屋で働けば、花の取り扱いを実践的に学習でき、花の種類や育て方に関する知識を得られます。さらに、顧客対応の知識や技術、店舗運営のノウハウなども身につき、花の講師に必要なスキルや経験を蓄えることが可能です。

花の講師になりたいと考えているものの、スキルや知識が乏しいと感じる場合は、まずは花屋でさまざまな経験を積んでみてはいかがでしょうか。

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まとめ

花の講師にはさまざまな種類があり、扱う技術や特徴などは異なりますが、花の講師として働く上で、花に関する専門的な知識と技能は必要不可欠です。フラワー装飾技能士や園芸装飾技能士など、花に関する資格があれば、生徒からの信頼を得やすくなり、開業・開講の際でも有利になります。また、講師には花の扱い方や知識に加え、教室運営の知見や指導力、接客スキルも求められます。事前に花屋で実務経験を積めば、花に関する深い理解と実践的な技術を身につけられるでしょう。

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